カンクン旅行記・6日目


今日は終日フリー。朝起きてホテルのビーチへ直行。
スーパーで買ったポテトチップスとミネラルウォーターでチープな朝食。
しかしどこまでも青い海と空が我々をリッチな気分にさせてくれる。
やはり波が高かったが海の水は今日も信じられないくらい綺麗だった。

昨日ガイドしてくれたTさんの話によると カンクンは『アメリカの新島、南米のハワイ』
と言われているそうだ。つまりアメリカ人にとっては高校生が週末にグループで遊びに
来れるようなお手軽な場所で、南米人にとってはいつか言ってみようというあこがれの
リゾートなのだそうだ。実際、南米のクイズ番組の商品はカンクン旅行が多いとか・・
日本人にとっては・・・まだまだ知名度が低いと思う。旅行前に会社の人たちに
『メキシコのカンクンに行って来ます』と言っても 通じたのはダイビング好きの上司
だけだった。中には『メキシコって治安悪いんじゃない?』と心配してくれた人もいた。
Tさんが言うには 治安の悪いと言われているメキシコシティでも 実際はアメリカの
主要都市よりずっと治安がいいらしい。
観光客全体の1割に満たない日本人旅行者がカンクンを選んだ理由の大半は「クチコミ」
なのだそうだ。確かに旅行前にカンクンについての情報を集めようとしてもなかなか
見つからなかったし 旅行代理店のパンフレットも目立たない場所に置いてあった。
ただ これだけ情報が少ない中 クチコミだけでコンスタントに日本人が来ると言う
ことはそれだけここが いい所なのだという考え方もできる。実際 我々も帰国後
『新婚旅行ならカンクンがいいよ!』と言いまくっている。

プールで少し泳いだ後、バスでプラザ・カラコルに行きホッドドッグの昼食。
取り放題のハラペーニョを大盛りにして食べる。食後 おみやげを購入。
小瓶のテキーラやジッポのライターを買った。

夕食はダウンタウンにある「ラ・パリージャ」というタコス屋。例によってサルサソース
とワカモレソースのナチョスが突き出しで出る。私はマリアッチという名前の5種類の
タコスセットを頼んだがこれも量が多く3種類ぐらいでギブアップ。

食後 気さくなウエイターが話しかけて来た。私の煙草に興味を持っていたようなので
一本あげるとお礼にテキーラをおごってくれる。ちょっとなめてみたが舌の上で蒸発する
ような強さだった。困っていると彼は笑いながら「本場のテキーラの飲み方を教えてやる」
とライムに塩をかけてかじった後グラスのテキーラを一気に飲み干した。我々も試して
みたが むせてしまう。すると彼はテキーラをコーラで割ってくれた。
なかなか楽しい店だった。

バスに乗ってホテルへ・・やがて熟睡。
今日はオプショナルツアーで「シカレ」へ行く日。

(続く・・)

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